top of page

検索


【M&Aコラム】段階利益について
会社の利益を見る上で、段階的に様々な利益があり、意味することや利用目的が異なります。 今回は、実際に企業内の業績管理・評価、会社・事業分析のための利益、M&Aにおける企業価値評価における利益、稼いだ利益の使い道や利益の帰属先など、基本的なところをご紹介します! (1)利益とは? 利益は、売上高ー費用のこと。稼いだお金から、稼ぐのにかかった費用を差し引いた残り分。当たり前の話だが、費用には色々な種類があるため、それぞれ異なる費用を差し引くと、残った利益も異なる。PLでは、費用を上から段階的に引くため、その途中に登場する売上総利益、営業利益、経常利益、当期純利益は、段階利益と呼ばれる。 (2)売上総利益 粗利と呼ばれ、売上高ー売上原価 = 売上総利益となる。売上に直結するコストを除いた、PLに最初に登場する段階利益。いくらで作ったもの(製造コスト)をいくらで販売しているか?メーカーをイメージすると、売上原価は、製造する工場に掛かるコストであり、本社や研究所のコストは含まれない。商社や小売りの場合、内製品はないので、売上高ー仕入原価(+付随)となる。業
2022年9月20日


【M&Aコラム】BtoB向けクラウド請求業界
お仕事の一環で、クラウド請求業界を少し調べる機会があった。私自身の会社も気づけば、発行・受領とも殆どクラウド請求業務にお世話になっています。 コロナ禍でリモートワークを余儀なくされた結果、請求業務のリモート化も急務になったこと、政府府も補助金で後押していること、インボイス制度の導入など、クラウド請求の利用頻度が急速に増え、様々な企業が乱立し始めている。 今後は、大手企業の参入や競争激化によるM&Aも出てきそうな予感もあったので、今日は業界のさわり部分をご紹介。 (1)クラウド請求関連業界のご紹介 クラウド請求と言えば、クラウド上で請求書を作成・発行し、請求先にはペーパーレスで送付する。コロナ前は、あまり注目されなかったが、コロナ禍で在宅ワークの普及に伴い、どこからでもWeb環境があれば、請求業務ができるというメリットが最大限発揮された結果、一気に利用者が急増。かつ、電子印鑑・ペーパーレス化も取引先に受け入れられることが多くなり、基本請求業務での出社は不要になった。 請求業務は大きく2つに分けれる。請求書の①発行側と②受領側。サービスも①向け、
2022年8月29日


【M&Aコラム】人材派遣業界(Valuationと大手各社のM&A実績)
関与したM&A案件が人材関連でしたので、時価総額500億円以上の企業を対象に人材派遣業界のValuation比較、大手人材派遣会社のM&A実績を簡単にまとめました。 1. 業界動向 ・2020年度は、各社とのコロナの影響による経済活動の停滞で、売上高は伸び悩んだが、前期2021年度はその反動もあって、各社増収増益。 ・各社のセグメント状況を見ると、IT業界やDX領域では人材需要が引き続き旺盛である一方で、製造業は中国のゼロコロナ政策による経済活動の停止などで、国内の製造業・エンジニアリング向けの事業の利益率が伸び悩むなど、明暗が分かれた。 ・一方で、各社とも海外事業の業績に与えるプラスの影響が大きく、日本より先行して経済活動が再開したり、国からの補助金、円安の影響もあって、海外事業は大幅な増収増益。従って、コロナ前に海外人材会社をM&Aで傘下に収めた結果、その恩恵を受けた企業がいくつかあった。 ・2021年度にこれら追い風が吹く中で波に乗れなかった企業は、コロナの反動が終わった後、競争が更に激化する中で生き残れるか、或いはどこかの大手の傘下に入る
2022年8月2日
bottom of page