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Valuation(企業価値評価):第1回 DCFワークシートのご紹介

  • 2024年2月20日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月9日





今回は、Valuationについて、M&Aコラムを書きたい。



最近、個別案件でValuation Sheetを一から作ったり、確認することが多かったので、これを機に弊社Valuation Sheet(企業価値計算シート)のサンプルを共有たい。



今回共有するValuation Sheetは、①DCF法 ②上場類似会社マルチプル法(EV/EBITDA・PER・PBR) ③類似取引比較法 ④サマリー(①~③をウォーターフォールチャートで示したもの)



Valuation Sheetに関するポイントもまとめています。以下のリンクより、弊社Valuation Sheet(企業価値計算シート)のサンプルをダウンロード頂けます。




①計算ミスをミニマイズ



・Valuationの計算は、特に作業量が多く、間違いやすい。計算自体は、四則演算なので、シンプルだが、案件によって、勘定科目が異なったり、カスタマイズが必要となるので、やはりミスが付き物。ダブルチェックはマスト。

・従って、計算ミスをなくすには、直接入力数値を最小限にする。可能であれば、PL/BS/CFは、IMなどの資料を転記するのではなく、売り手にエクセルの値張り財務数値を頂き、それをもとにDCF計算シートを作るのが理想。

・また、後日チェックしやすいように、直接入力数値と計算数値の色を分ける。ここでは、直接入力数値は、水色としている。



②シートを増やさない



・マネジメントケース、ダウンサイドケース、アップサイドケースなど、シナリオを複数作ることが一般的。

・都度DCF計算シートを用意するケースを見るが、そうなると、シート枚数分だけ確認作業が増える。なので、DCF計算シートは、i) 財務数値(元データ) ii) パラメータ(シナリオ作成用) iii)WACC計算 iv)DCF計算の少なくとも4つに抑えたい。

・複数シナリオを作る際、SWITCH関数を使って、あくまでもDCF計算シートを1つとすることを推奨。つまり、ケースを選択するだけで、自動的にDCFが計算できるようにする。これは、確認手間がかなり削減できる。

・但し、添付のようにシナリオ毎のパラメータ決定とその作り込みシートが必要となり、相応の時間を要するので、要否はユーザーにお任せしたい。



③データは99%無料入手



・対象会社以外の数値(上場類似会社・マーケットデータ等)は、ほぼ無料で入手が可能。リンク先も記載。

・但し、Small Size Premiumだけは、どうしても無料で入手できないため、使用する場合、M&AアドバイザーやIbbotsonといった、外部ベンダーから購入いただく必要がある。



④案件に応じたカスタマイズ



・PL・BSの科目や構成(事業別の損益)、シナリオの作り方(サンプルでは、「事業別売上高成長率」を変数とし、コストは固変分解)は、案件ごとに異なるため、カスタマイズが必要。

・DCFの計算においても、個別案件ごとに判断が必要な部分もあるため、詳細は専門家に聞いた方が良い。



今回は、まずシートの共有をメインにしたため、次回は、Valuationについて説明を行いたい。




計算シートや企業価値そのものに関するご質問がありましたら、気軽にご連絡下さい。>> こちら(無料)

 
 
 

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